当ページは、社労士試験に独学で合格するための、おすすめの「テキスト」「参考書」「教科書」について、丁寧にご紹介しています。
- 社会保険労務士に興味がある方
- 社労士試験に向けて、独学で勉強を始める方
- おすすめの「テキスト」「参考書」「教科書」が知りたい方
独学にあたり、揃えなければならないものは多くありますが、中でも「テキスト」や「参考書」選びは、とても重要です。
ぜひ、当ページを参考にして、自分に合ったものを見つけてください!
「テキスト」「参考書」選びのポイント
資格学校などに通わず、社労士試験に独学で挑む場合、
まず、最初に悩むのが、教科書や参考書、テキスト選びですよね。
「どれを使っても変わらない」という声も耳にしますが、決してそうとは限りません。
自分に合った、最適なテキストを選ぶことは、その後の勉強において、とても大切です。
何冊も何冊も買っていたのでは、情報が飛び交い、知識が定着しにくくなってしまいます。
また、コスト面も大事です。
せっかく、高額なお金を払って資格学校に行くことを避けたのですから、なるべく低コストで、必要な教材を揃えましょう。
「テキスト」「参考書」選びのポイントとして、以下の3点を、頭に入れておくようにしてください。
- 基本的に、「参考書」は1冊だけ!
(余裕がある場合に限り、復習用に+1冊なら〇) - 過去問をしっかりと反映させているものを選ぶ
- 最新の法改正に対応しているものを選ぶ
おすすめの「テキスト」「参考書」6選
それでは、社労士試験に独学で合格するための、おすすめのテキストや参考書をご紹介していきます。
毎年、目安として、10・11月頃に、最新版が発売されます。
上述した通り、基本的に、テキストは1冊のみを選び、試験本番まで使い続けるようにしましょう!
みんなが欲しかった!社労士の教科書(2018年度版)
[TAC株式会社]
大手資格学校のTACが出版している基本テキストです。
社労士独学者に愛用され続けてきた、歴史と実績のある参考書です。
2016年に大幅リニューアルされ(旧:ナンバーワン社労士 必修テキスト)、フルカラーでイラストも満載になりました。
初心者・初学者の方でも、安心して一歩踏み出せるようなテキストと言えます。
やはり、大手だけあって、「問題集」や「過去問」、その他の教材を含め、シリーズ化がしっかりしています。
独学に使う教材一式を、TACで揃えるのも、おすすめです。
・主な特徴
- 大手資格学校TACが、初学者・独学者専用に開発した、大人気のフルカラー教科書
- 社労士試験の全体像を、イラストと共に学ぶことができる「スタートアップ講座」を掲載
- 「法改正トピックス」も充実!過去問にもしっかり対応!
- 各CHAPTERごとに、全体像を掴めるオリエンテーションを掲載
- 各SECTIONごとに、ミニテストも掲載
- フルカラーで見やすい!赤シートにも対応!
- 「労働関係科目」と「社会保険関係科目」で、2冊に分けられる『セパレートBOOK形式』を採用!
CHAPTER1 労働基準法
CHAPTER2 労働安全衛生法
CHAPTER3 労働者災害補償保険法
CHAPTER4 雇用保険法
CHAPTER5 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
CHAPTER6 労務管理その他の労働に関する一般常識
CHAPTER7 健康保険法
CHAPTER8 国民年金法
CHAPTER9 厚生年金保険法
CHAPTER10 社会保険に関する一般常識
単行本(ソフトカバー)
出版社:TAC出版
ページ数:1132ページ
発売日:2017/10/13
2018年版 U-CANの社労士 速習レッスン
[ユーキャン社労士試験研究会]
通信教育で有名なユーキャンが出版している基本テキストです。
もちろん通信教育においても実績がありますが、独学向けのテキストにも定評があります。
初学者向けに作られているので、素人でも理解しやすい上に、解説・情報量が豊富です。
初心者には慣れない「法律の言い回し」を、分かりやすく表現しているので、法律の勉強が初めての方にもおすすめです。
2018年版から、3冊に分離できるようになり、使い勝手も良くなりました。
ユーキャン講師陣のノウハウが詰まった、ハズレのないテキストだと思います。
・主な特徴
-
- 最新の法改正がすぐに分かる!改正マークを掲載!
- 各レッスンごとに、「チャレンジ!過去&予想問題」を掲載!
- 出題傾向分析に基づく「重要度」や「頻出度」を表示!
- 豊富なイラストや図表を用いて、難解箇所も分かりやすく解説!
- 2018年版から、3冊に分離可能!
- 「ポイント講義」「用語」「ステップアップ」など、補足解説も充実!
労働基準法/労働安全衛生法/労働者災害補償保険法/雇用保険法/労働保険徴収法
健康保険法/国民年金法/厚生年金保険法
労務管理その他の労働に関する一般常識/社会保険に関する一般常識
単行本(ソフトカバー)
出版社:U-CAN
ページ数:1016ページ
発売日:2017/10/20
2018年版 ごうかく社労士 基本テキスト
[秋保 雅男、株式会社労務管理ゼミナール]
超人気テキスト『うかるぞ社労士 基本テキスト』の完全後継版です。
出版社が変わり、完全復活を果たした1冊です。
受験指導歴20年を超える秋保 雅男さんが、そのノウハウを詰め込んだテキストで、社労士業界でも「秋保本」として根強い人気を誇ります。
単なる暗記ではなく、理解までの道筋・考え方を教えてくれるのが、最大の特徴だと思います。
内容は間違いないですが、個人的には、少々読みづらいのが難点です。
・主な特徴
- 本試験での頻出事項を徹底網羅!高い得点力が身につく!
- 「学習のポイント」「重要度」「頻出度」を記載!図表も豊富!
- 「なぜその制度があるのか」等、制度の趣旨や考え方の記述が多く、初心者・初学者でも、理解しやすい!
- テキスト発刊後の法改正については、「追録」という小冊子でフォロー!
- 「バイブル」として、多くのファンから支持されています!
第2編 労働安全衛生法
第3編 労働者災害補償保険法
第4編 雇用保険法
第5編 労働保険の保険料の徴収に関する法律
第6編 健康保険法
第7編 国民年金法
第8編 厚生年金保険法
第9編 労務管理その他の労働に関する一般常識
第10編 社会保険に関する一般常識
単行本
出版社:中央経済社
ページ数:976ページ
発売日:2017/10/19
2018年版 出る順社労士 必修基本書 ①労働編 + ②社会保険編
[東京リーガルマインド LEC総合研究所]
大手資格学校が出版する、有名なテキストです。
「受験生を最も楽に合格へ導く基本書」というコンセプト通り、“使いやすさ”と“効率性”が重視されています。
必修基本書として、①労働編②社会保険編の2冊に分かれているので、セットで購入しましょう。
基本的には、赤字(2種類)と黒字のみが使われ、キャラクターなども使用されていない、シンプルでオーソドックスなタイプの参考書です。
「ザ・勉強」感の強い参考書がお好きな方に、とてもおすすめです。
・主な特徴
- 最短合格に向け、無駄を省いた“効率学習”を追求!
- ビジュアル効果も十分!分かりやすい図・表がたくさん!
- 過去29年分の過去問の中から、良質なものを掲載!
- 各科目ごとに、「学び方」や「重要箇所」「過去の出題ポイント」を明記!
- 法改正情報が、Webにて適宜掲載!
- 購入者全員に、「第49回(平成29年度)社労士本試験問題解答解説集」をプレゼント!
第1編 労働基準法
第2編 労働安全衛生法
第3編 労働者災害補償保険法
第4編 雇用保険法
第5編 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
第6編 労務管理その他の労働に関する一般常識
第1編 健康保険法
第2編 国民年金法
第3編 厚生年金保険法
第4編 社会保険に関する一般常識
単行本
出版社:東京リーガルマインド
ページ数:697ページ・582ページ
発売日:2017/10/06
うかる!社労士 テキスト&問題集 2018年度版
[富田 朗]
日本経済新聞出版社から出版されているテキストです。
テキストに加えて、過去5年分の過去問が、1冊に掲載されています。
もちろん内容もしっかりしていますが、他のテキストと比べると、忙しくて時間があまりない方向けかなと思います。
テキスト部分は800ページ程なので、他のテキストだと全て勉強しきれないような方に、おすすめです。
赤シートで隠して勉強できるようになっています。
・主な特徴
- 「最新の法改正対応のテキスト」+「5年分の過去問」
- 各科目ごとに、概要や傾向を示したガイダンスを掲載!
- 条文や制度の背景が理解しやすいよう、「制度趣旨」を掲載!
- 直近5年間の過去問をすべて収録!
- 付属の赤シートを用いて、重要な部分をしっかりと暗記!
2 労働安全衛生法
3 労働者災害補償保険法
4 雇用保険法
5 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
6 労務管理その他の労働に関する一般常識
7 健康保険法
8 国民年金法
9 厚生年金保険法
10 社会保険に関する一般常識
単行本(ソフトカバー)
出版社:日本経済新聞出版社
ページ数:1088ページ
発売日:2017/10/26
2018年対策 読めばわかる!社労士テキスト
[資格の大原 社会保険労務士講座]
大手「資格の大原」から新登場した、初学者・独学者向けのフルカラーテキストです。
資格の大原の講師陣のノウハウが詰まった、とても分かりやすいテキストです。
基本的なことが一から説明されているので、初心者の方におすすめです。
ただし、これ1冊で合格に必要な知識が定着するかと言うと、微妙なところです。
評判も良いとは言えず、テキスト・参考書というよりは、入門書的な立ち位置かもしれません。
・主な特徴
- 法律を簡単に理解できる「わかる!メモ」を掲載!
- よくある疑問もすぐに解決「Q&A」を掲載!
- 「法改正」や「過去問」「試験対策」など、様々なアイコンで学習をサポート!
- 付属の赤シートを用いて、大事な箇所はしっかりと暗記!
- 「労働関係科目」と「社会保険関係科目」で、2冊に分けて使える!
第1章 労働基準法
第2章 労働安全衛生法
第3章 労働者災害補償保険法
第4章 雇用保険法
第5章 労働保険料徴収法
第6章 労働に関する一般常識
第7章 健康保険法
第8章 国民年金法
第9章 厚生年金保険法
第10章 社会保険に関する一般常識
単行本(ソフトカバー)
出版社:大原出版
ページ数:880ページ
発売日:2017/08/30
まずは無料資料請求で、合格までの道のりを理解しよう!
初心者・初学者の方にとって、「テキスト」「参考書」選びは、なかなか大変です。
どうしても、すぐに「コレ!」とは決められませんよね?
独学において最も重要な基本書だからこそ、慎重に選びたいものだと思います。
少なからずお金もかかります。
そこで、独学を始めるにあたってオススメしたいのは、“無料でできること”です。
中でも、資格講座や、オンライン学習サービスの“無料資料請求”は、とても役立ちます。
というのも、初学者にとって、以下のような悩みを解決してくれる、万能ツールだからです。
- 「社労士とは?」
- 「どうやって勉強すればいいの?」
- 「合格までの流れをイメージしたい!」
- 「通信講座だと、どんな感じで勉強していくの?」
- 「参考にして、自分の勉強スケジュールを考えたい!」
特におすすめなのが、コチラの無料資料請求です。
オンライン資格講座(いわゆるe-ラーニング)の会社です。
もちろん、「社労士合格パック」という講座も、お値段控えめで、かなりお得だと思います。
(ちなみに、5番目にご紹介した、日本経済新聞出版社の『うかる!社労士』がプレゼントされます。)
ただし、最も大事なのは、資料請求です。
どなたでも無料でできるので、社労士試験の全体像の把握に役立ててくださいね!
・社労士の独学を始める前に!オススメの“無料資料請求”まとめ!
まとめ
いかがでしたか?
社労士試験に独学で合格するための、おすすめの「テキスト」「参考書」「教科書」について、丁寧にご紹介しました。
個人的には、前半にご紹介した以下の3つが、質・量ともに間違いないと思います!
- みんなが欲しかった!社労士の教科書(2018年度版) [TAC株式会社]
- 2018年版 U-CANの社労士 速習レッスン [ユーキャン社労士試験研究会]
- 2018年版 ごうかく社労士 基本テキスト [秋保 雅男、株式会社労務管理ゼミナール]
独学にあたり、揃えなければならないものは多くありますが、中でも「テキスト」や「参考書」選びは、とても重要です。
ぜひ、参考にして、自分に合ったものを見つけてください!
当ページが、皆さんの学習の一助になれば幸いです。