当ページは、「意志」と「意思」の違いについて、とても簡潔に分かりやすく説明しています。
日常生活では、特に意識しすぎることはないと思いますが、
法律の文章においては、「意志」と「意思」は、意味や使い方にしっかりとしたルールがあります。
基礎の基礎ですが、これから法律の勉強を始める方は、ぜひ頭に入れておきたい内容です。
「意志」とは?
それでは、まず、「意志」についてご説明します。
「意志」も「意思」も、「ある物事をしようとする思いや考え」を示すという意味では、同じものです。
しかし、「意志」は、主に「一般用語」として用いられます。
日常的に使用されるのは、「意志」ということです。
皆さんも、法律やビジネスに触れる前の、小中学生の時までは、「意志」しか見た事がなかったはずです。
また、哲学や心理学用語として、「意志」が使われることもあります。
「意思」とは?
次に、「意思」についてご説明します。
「意志」が「一般用語」として使われるのに対し、
「意思」は、「法律用語」として使用されます。
「法律的な効果・効力を発生させようとする思いや考え」のことなんですね!
もう少し難しくすると、
「法律行為の原因となるような心理作用」「自分が行おうとする法律行為に対しての認識」とも言えます。
これから法律の勉強をする方は、「法律の文章では「意思」が使われる」と覚えておくと良いですね!
また、一部の学問やビジネス上でも、「意思」が用いられることがあります。
「経営者の意思決定」などでは、「意思」が使われますよね!
まとめ
いかがでしたか?
「意志」と「意思」の違いについて、簡単にご説明しました。
日常生活では、特に意識しすぎることはないと思いますが、
法律の文章においては、「意志」と「意思」は、意味や使い方にしっかりとしたルールがあるんですね!
- 「意志」 … 一般用語
- 「意思」 … 法律用語
当ページが、皆さんの生活や学習の一助になれば幸いです。