当ページは、社会保険労務士試験に独学で合格するための、『問題集』の選び方を、とても簡潔に分かりやすくご説明しています。
おすすめの問題集を具体的に調べる一歩前に、軽くお読みいただければ幸いです。
資格専門学校などに通わず、社労士試験に独学で挑戦する場合、
まず、最初に悩むのが、テキストや参考書、問題集選びですよね。
「どれを使っても変わらない」という意見も耳にしますが、決してそんなことはありません。
自分に合った、最適なテキストや問題集を選ぶことは、とても重要です。
何冊も何冊も手を出していては、頭の中で情報が飛び交い、知識の定着が遅れてしまいます。
もちろんコスト面も大切です。
せっかく資格学校に通わないのですから、お金は社労士以外のことに使うほうが良いですよね?
なるべく低コストで、必要なものだけを揃える意識を持つようにしましょう!
また、『教科書』『参考書』『テキスト』の選び方については、こちらをご参照ください。
>社労士に独学で合格するための『教科書』『参考書』『テキスト』の選び方【初心者向け】
社労士に独学で合格するための『問題集』の選び方
必ずと言っていいほど、揃えていただきたいのが、以下の4つです。
- 過去問題集
- 択一式問題集
- 選択式問題集
- 一般常識問題集
上から順に重要度は下がりますが、4つとも、少なくとも1冊は仕上げておきたいものです。
1回しか解かないのではなく、どれも3~4周くらいするのがオススメです。
受験勉強と同じですね。
同じ問題集を、何度も何度も繰り返すことで、問題構造への深い理解や、知識の定着につながります。
しかし、『教科書』や『参考書』、『テキスト』の場合は、1冊だけに集中したいところですが、
『問題集』は、(余裕がある場合のみ)それぞれ2冊目に進んでも良いかもしれません。
ただし、最初の『問題集』を、3~4周した後に手を伸ばすことをオススメします。
逆に、忙しくて時間がとれない方は、上記の『問題集』を1冊ずつ(計4冊ですね)購入し、それだけに集中したほうが良いでしょう。
過去問題集
上記4つの中で、最も重要な問題集です。
過去の問題を知ることで、問題の傾向と対策を頭に入れることができるだけでなく、社労士試験の体系的な理解にもつながります。
なるべく早く過去問に取り組んで、最終的なゴールと現在の自分との距離を見極めるのも大切ですね!
問題が解けるようになる前から、1度過去問に挑戦してみて、試験本番前までに、最低でも3周くらいは解いておきたいですね。
択一式問題集
社労士試験の基本でもあります。
やはり、最低でも1冊は仕上げておきたいです。
時間も見つけては、繰り返し解くようにしたいですね!
選択式問題集
こちらも、1冊は仕上げておきたいです。
しかし、優先度で考えると、「択一式問題集」よりは重要ではありません。
というのも、択一式が解けるようになると、自然に選択式も解けるようになる傾向があるからです。
もしも、どうしても忙しくて、勉強時間を確保できないという方がいれば、『選択式問題集』よりも、『択一式問題集』に時間を充てるようにしてください。
一般常識問題集
一般常識は、範囲も広く、苦手な方が多いです。
社会の動向を勉強しようと思っても、意外に数字が多く、なかなか覚えにくいです。
法規の範囲もとても広いので、1冊の問題集を購入し、学習していくのが1番効率的だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
以上が、社会保険労務士試験に独学で合格するための『問題集』の選び方、についての簡単なご説明です。
- 過去問題集
- 択一式問題集
- 選択式問題集
- 一般常識問題集
これらを1冊ずつ揃え、何度も何度も繰り返し勉強することがオススメです。
その上で、余裕のある方は、違う分野の問題集や、同じ分野の2冊目の問題集に取り組んでみてください。
ただし、あまり手は広げ過ぎないように、同じ問題集を繰り返すことを、第一に意識してくださいね!
また、社会保険労務士試験に独学で合格するための、『教科書』や『参考書』、『テキスト』の選び方については、コチラをご覧ください。
>社労士に独学で合格するための『教科書』『参考書』『テキスト』の選び方【初心者向け】
皆さんが、当ページを参考にされ、社労士試験に向けた独学学習の良いスタートを切られることを願っております。