当ページは、「本則と附則」とは何か、その意味や違いについて、とても簡潔に分かりやすく説明しています。
法律の基礎知識として、「法令の構造」を簡単に理解しましょう!
- 社会保険労務士試験に向けて、これから勉強を始める方
- すでに学習中だが、基礎を確認したい方
- 法に興味がある方
基礎の基礎の内容なので、ぜひ、チェックしてみてくださいね!
本則と附則とは?
法令(法律や命令)は、基本的に2つの部分から成り立っています。
「本則」と「附則」です。
「本則」とは、法令の本体・主体的部分です。
法令の本体と考えてもいいと思います。
そして、「附則」とは、法令の付随・付帯的部分のことです。
例えば、法令の施行に伴う経過措置だったり、必要となる他の法令の改廃措置だったりを規定しています。
「附則」って勉強する意味あるの?
基本的には、法令の学習をしていく場合、「本則」の部分が、学習の中心です。
皆さんも、「本則」の部分を理解していくことになります。
ただし、社会保険労務士試験の場合、全てではありませんが、「附則」について学習しなければならない時があります。
というのも、「国民年金法」や「厚生年金保険法」など、年金法においては、「附則」が重要なポイントだからです。
「国民年金法」や「厚生年金保険法」などの年金法は、高い頻度で、大幅な改正が行われるんですね。
そして、改正が行われる度に、「経過措置」というものが設けられます。
この「経過措置」が記載されている「附則」を把握することで、年金法を理解できるようになります。
これから社労士の勉強を始める方は、覚えておくといいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
以上が、「本則と附則」とは何か、その意味や違いについての簡単なご説明です。
法律の基礎知識である、「法令の構造」を理解できましたか?!
- 社会保険労務士試験に向けて、これから勉強を始める方
- すでに学習中だが、基礎を確認したい方
- 法に興味がある方
基礎の基礎の内容で、つまらないかもしれませんが、しっかりと頭に入れておきたいですね!
当ページが、皆さんの参考になれば幸いです。